リーディングを攻略するのに4つの意識すること・準備すること

「英検1級ってリーディングはどれくらい難しいんだろう」

「どんな問題が出るかはわかるけどどうやって対策していけばいいんだろう」

英検1級は英検の中で一番レベルが高い級なことと準2級や2級と比べて受験者の数が少ないことだけあって、リアルな難しさに実感がわかない人がいると思います。

そこで今回はそんな人のために1級のリーディングで得点するのに必要なことを体験談をもとに考えまとめてみました!

これから紹介することは英検1級以外にも使えることばかりです!

英検1級のレベル感

 

レベル感では「大学卒業程度」となっています。

英検1級の難易度はCEFRではC1レベルに該当します。

ん、CEFRって何?

CEFRとは
Common European Framework of Reference for Languages: Learning, teaching, assessment

の略で日本では文部科学省が新学習指導要領において英語の評価指標として使っています。

試験の中身

英検1級はリーディング・ライティング・リスニング・スピーキングすべての技能を図るもので、1次試験ではリーディングとライティングとリスニングのテストを行います。

1次試験はリーディングとライティングを100分で解きます。理想論ではありますが、ライティングを30分、リスニング問題の選択肢の先読みを10分くらいかけることを考えた場合、リーディングにかけられる時間は60分ということになります。

意識すること・準備すること

1.単語帳を1冊やりきる

当たり前のことですが、これは語彙問題で最低限の得点をするのに必要になってきます。

英検1級では勉強しないとなかなか出会わない単語というのがわんさか出てきます。

これが準1級までだったら大学受験レベルでも対応できないことはないのですが英検1級はターゲット1900だと厳しい印象があります。

2.安定した読解力

英検1級の長文には2種類あり、最初の空欄補充問題は約350語で、内容一致問題は約500語と800語の問題があります。

これらの問題を読み切るには安定した読解力が不可欠です。

個人的に準1・1級を読めるようになるためにはある程度レベルの高い参考書で読解力を鍛える必要があります。

ぼくがおすすめするのは「ポレポレ」「英文読解の透視図」です。

ただこの参考書にチャレンジするためにはセンター試験・共通一次試験の英語の長文問題で高い得点率を維持できるほどの実力が求められると思っています。

それか「英文読解の技術100」という参考書を使うのが個人的におすすめです。

実際僕は大学受験生時代は「英文読解の技術100 → ポレポレ → 英文読解の透視図」という手順で読解力を鍛えてました。

ぼくと同じ手順で勉強していた人は意外と多いのではないでしょうか。

単語の暗記とは違い、読解力は一度ある程度のレベルに達したら、勉強しなくてもしばらくは維持してくれるくらい安定感のある力なので問題に取り組むうえでかなり有利になります。

3.文章を読む練習をする

いくらレベルの高い文章を読めてもそれをじっくり読むことしかできないと実際の試験では不利になってしまいます。

理由は趣味で英文を読むのとは違い、時間制限があるからです。

じゃあ英文をいっぱい読みましょう!という話になってくるのですが、英検1級レベルの英文を問題集や本で読もうと思うとかなり本を買う必要がありそれにかかる費用はバカになりません。

だいたいそういう本は値段が高い場合が多いです。

ではどうすればいいか….

ぼくがおすすめするのはネットに掲載されている海外のサイトを利用すればいいのです。

海外のニュースサイトでは無料で読めるものがたくさんあり、さらにもともとそういうのは基本的にネイティブの現地人に向けて書かれているので英文は難しいです。

ニュースサイトでなくてもちゃんとした論文っぽいものでもいいのですが、ニュースサイトだとアカデミックな表現が適度に使われるためちょうどいい練習になります。

その読む記事のジャンルによって読みやすさが異なりますが、重い文章を読むのに慣れることだけを考えると自分にとって読みやすいジャンルを読むだけで十分だと思います。

4.過去問になれる

英検に限らずどの試験でも過去問を解くのは重要です。

なぜならその試験の傾向やパターンを知ることができるからです。

例えば段落どのらへんが正解へのキーセンテンスになりそうかどうかとか、読み飛ばしてもどうにかなるようなポイントの傾向などは過去問をといて試験の雰囲気に慣れないとつかむことはできません。

さらにあの重い文章を読むこと自体にも慣れが必要になってくるので、ライティングにじっくり余裕をもって時間を割きたい人や長文の正答率を武器にしたい人はぜひ解きまくることをおすすめします。

まとめ

いかがだったでしょうか。

これら全部を短期間で習得するのはかなり厳しいかと思われます。

なので受験をすると決めたらすぐに自分の弱みを分析して勉強に取り掛かるといいと思います。

ただ今回紹介した4つをすべて自信を持てるレベルまで勉強できたらリーディングは武器になると思います!

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