「だから・なので」を意味する単語を8個紹介!  | 【英検・資格試験】アカデミックライティング力を上げよう!⑮

こんにちは!

今回は「だから・なので」を意味する英単語を8個紹介していきます!

だからという日本語に対応する英単語で一番最初に思いつくのはbecauseである人は多いと思います。

英語初心者はほぼ全員がbecauseを一番最初に習うと思います。

日本語でもしょっちゅう言葉にする「だから」の英語は実はそれのほかにたくさん表現の仕方があります。

すべて覚えてしまえばライティングで表現のバリエーションが増え点数がアップすること間違いなしです!

so

 

soの汎用性

soは「だから」という意味を持つ単語の中で一番よく使われている表現です。

使われる場面は日常的な会話から手紙やエッセイなどと幅広いです。

ただひとつだけsoを使うのに向いてない場面があって、それはアカデミックライティングの時です。

お堅いビジネスの場面や論文ではほぼ使われません。

なのでフォーマルな英語を書きたいときはsoは避けましょう。

代わりに後で紹介するthereforeを使うといいです。

thereforeはsoのニュアンスをそのままフォーマルなものにしたものなので適しています。
 

soの使い方

   

理由→so→結果

soの後には結果を表すことを書きましょう。
例えば、

    Mark was late to the meeting , so he was scolded by his boss after that .

「マークはミーディングに遅れたので、そのあと彼は上司に叱られた。」

この例文の場合、he was ~の部分が結果になっていますね。

because

 

becauseの汎用性

先ほどのsoは論文などの堅い文章を書く時には適していませんでした。

しかしbecauseはsoでは使えない堅い文章に対しても使うことができます
しかも会話にももちろん使うことができるのでsoよりも使える場面が多いです。

 

becauseの使い方

   

結果→because→理由

先ほど紹介したsoとは異なる点として、becauseの直後には理由がきます

例えば先ほどの例文をbecauseを使って改造するとこうなります。

    Mark was scolded by his boss because he was late to the meeting .

この英文は結果を最初に書いた後理由が書かれています。

実は英語はこういう文章展開のパターンがかなり多いんです。

こういうパターンの展開が好まれることもあってbecauseは本当に頻繁によく使われます。
   

sinceとの違い

これから紹介するsinceという単語があるんですが、

becauseはこのsinceという単語とニュアンスや意味が同じです。

なので基本的にはbecauseが使える時はsinceを使っても問題ないです。(逆はそうとも言えないのですがそれは後で説明します。)

ただ強いて言えばbecauseとsinceは使える状況に差があります。

becauseは聞いてる相手が知らない情報を伝える時に使うのに対して、

sinceは聞いてる相手が既に知ってる情報を伝える時に使うというものです。

なので例文を用いて説明していくと、

    1.I went to the gym for the first time because Bob invited me to go there .
    2.I went to the gym for the first time since Bob invited me to go there .

1の文章も2の文章も意味は「ボブに誘われたから私は初めてジムに行った」となります。
ただニュアンス的な話をすると、1の文章を話している時、これを聞いている相手はボブに誘われたからジムに初めて行ったことを初めて知ったという感じです。

それに対して、2で話している時は、それを聞いている相手は2のことを既に知っている状態で聞いています。

ただこれは初心者は知らなくてもいいくらいの知識なので、becauseとsinceは同じように使えるんだということを分かっていれば問題ないです。

   

文頭には置けない件について

becauseは基本的には文頭には置けません。

どうしても文頭に置きたいときは先ほど紹介したsinceを使いましょう。

それでもbecauseを使いたいときは”that”や”it”からはじめて”That is because~”や”It is because~”にしましょう!

   

マニアックな話

実はついさっきbecauseは文頭には置けないという話をしましたが、じつは条件を満たせば文頭に置けるようになるんです!

その条件とは何かというと、「主節が否定文である」ということです。

もっと簡単に言うと「結果の部分が否定文である」ことです。

具体的な例文は、

    Because I could not get one more point at the time , we could not win the game .

「その時にあと1点が取れなかったので、試合には勝てませんでした。」

この分ではwe could not ~の部分が否定になっているので成り立っています。

ただこのポイントを普段から意識して使いこなせている人はそんなに多くないと思うのでこういう話があるんだ程度に知っておいてください。
   

日常会話では…

先ほどのマニアックな話ではbecauseを文頭における条件について書きました。

あともう一つ文頭においてもいい場面があってそれは会話をする時です。

普通に会話をするときには文頭にbecauseを使う人はいるので全く問題ないです。

since

 

sinceの汎用性

先ほど説明したとおりsinceはbecauseと同じ意味なのですがsinceはbecauseより使われることが少ない印象があります。

 

sinceの使い方

   

結果→since→理由

becauseと同じくsinceの直後には理由がきます。

sinceは聞いてる相手が既に知っている情報を伝える時に使います。

   

sinceは文頭に置ける

sinceはbecauseとは違い特定の条件なしで文頭に置けるのがいいところです。

as

 

asの汎用性

asは様々な用法があるんですが理由を表す用法としても使えます。

asはややフォーマルな表現でビジネスや論文でも使われるものです。

またbecauseと違い文頭でも使うことができます。これはsinceと共通していますね。

 

asの使い方

asはbecause・sinceとほぼ同じように使うことができます。

・As the corona virus is spreading worldwide , many governments have taken place lockdown to stem this .

「コロナウイルスが世界中に広がっているため、多くの政府はこれを阻止するためにロックダウンを行っている。」

therefore

 

thereforeの汎用性

soのパートでも話しましたがthereforeはsoをそのままフォーマルにしたものです。
なのでsoをアカデミックにしたいときはthereforeが一番適しています

 

thereforeの使い方

   

理由→therefore→結果

thereforeはsoのフォーマル版なので、thereforeの後ろには結果がきます。

    ・Japan is the sole victim of atomic bombing , therefore , Japan should promote nuclear disarmament by using the fact of it .

「日本は唯一の核兵器の被害国である。したがって日本はその事実を利用して核軍縮を推進すべきである。」

becauseとの違いとしてはbecauseの後ろには,(コンマ)がいらないのに対し、
thereforeは後ろに,(コンマ)がいります。なので上の例文にもしっかりコンマがついています。

hence

 

henceの汎用性

henceは今まで登場してきた単語よりは登場頻度は少ないです。

しかもとても堅い単語です。

論文や契約書に出てくるような表現なのでアカデミックライティングには書けますが、カジュアルな日記や会話では使用することは普通ないです。
 

henceの使い方

henceは今までの他の単語に比べ前後の文のつながりがとても強いときに使います。

thus

 

thusの汎用性

thusはライティングに使われる言葉で会話ではあまり使われません

 

thusの使い方

このthusという単語には「結果としては」というようなニュアンスがあります。

thereby

 

therebyの汎用性

therebyもあまり会話では見かけない単語でライティングで使われる単語です。

 

therebyの使い方

先ほど説明したthereforeが理由に対して使うのに対して、therebyは手段や方法に対して使うという違いがあります。

あとあまり文頭に置きません。

therebyを使う時は“thereby + ~ing”という形で使われることが多いです。

先に原因となることを説明した後にコンマを使いthereby ~ing という形で進めます。

具体的には下の例文のような感じです。

    ・The proportion of elderly in Japan will continue increase , thereby causing many problems such as burden on government and younger generation .

「日本における高齢者の割合は増加し続け、したがって政府や若者への負担など多くの問題を引き起こす」

単語紹介は以上となります。

このような説明を読むだけではライティングの練習は足りません。

実践的な練習が簡単にできる方法があるのでおすすめ記事を見てみてください↓

確実に語彙力が増えるシンプルな方法を教えます!

「しかし・だが」を意味する単語を8個紹介! | 【英検・資格試験】アカデミックライティング力を上げよう!⑯

まとめ

いかがだったでしょうか。

たくさんの表現があるので時間をかけて勉強してみてください!

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