こんにちは
今回は「短縮形」について考えていこうと思います。
短縮形というのはその字の如く
- I am → I’m
- You are → You’re
- We have → We’ve
のような短縮された形のことを指します。
この短縮形ですが使ってはいけない場合があるのはご存じですか?
今回はそれについて解説していこうと思います!
ライティングで求められる文章
アカデミックライティングの場合
アカデミックライティングは論文やビジネスの契約書などで使われる言い回しと同じように書く必要があります。
なので硬い文章を書くことが求められます。
アカデミックライティング以外の場合
アカデミックライティング以外というのは例えば手紙と書く時や日記を書く時などが挙げられます。
こういう時は自分に対して書いたり友人に対してメッセージを送ることになりますので、カジュアルな文章で構いません。
親しい友人に手紙を書く時に「わたくしは貴方の・・」なんて出だしで書いたらちょっとびっくりしますよね(笑)
なので送る対象によって使う言葉のニュアンスを選びましょう。
短縮形はダメなの?
ここで本題の「短縮形を使うのはダメかどうか」について解説していきます。
結論を先にいうと「場合による」です。
ではどういう時が良くてどういう時がダメなのかを見ていきましょう。
ダメな時
アカデミックライティング
アカデミックライティングでは先ほど話した通り堅めの文章を書くことが求められます。
実は”isn’t”や”I’m”などの短縮形はカジュアルな雰囲気を与えてしまいます。
なので学術的な単語を使うことが必要なアカデミックライティングでは短縮形とは相性が悪いということになります。
なのでできれば使うのは避けた方がいいです。
実際に英語で論文を見てみればわかると思いますが、短縮形を使っているところはあまり見かけません。
スピーチの時も‥
公の場でスピーチをするときは短縮形を使わないときがあります。
ただ話すときの短縮形についてはライティングの時より強く意識することはないです。
ビジネスの場でも短縮形を使うことはあります。
なのでとりあえずアカデミックライティングでは避けようということだけを意識していれば問題ないです。
短縮形の使わないことの別の意味
ここまででフォーマルな文章を書く時は短縮形を使わないようにしようということを学びました。
実は短縮形を使わないことで相手に与えられるニュアンスというのがあるんです。
強く主張したいとき
短縮形を使わないと文意を強調して伝えることができます。
主にcan’tが分解されたcan notやdon’tが分解されたdo notなどの否定語で使われる印象があります。
例文としてはこんな感じです。
- It cannot be said that current Japanese government are capable to stop increasingly serious aging society .
「現在の日本の政府では深刻化する高齢化社会に歯止めをかけられるとはいいがたい。」
このような感じで強く主張することができます。
ということは逆に考えると短縮形を使うことでカジュアルで軽い印象を与えることができるということです。
なので親しい人と会話をするときに短縮形を多用するということには納得できますね。
このようにライティングをするうえでこのようなルールがたくさんあります。
それらを英語に触れながら勉強したいときにおすすめの方法があります。
その方法はこちらの記事で解説しています。
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